アガパンサス

漢字・別名・流通名

アガパンサス、アフリカンリリー、紫君子蘭(ムラサキクンシラン)

アガパンサス12.jpg
(2020.06.27 撮影)


学名 Agapanthus africanus
英名 African lily、Agapanthus
科属名 ユリ科 アガパンサス属
性状 常緑多年草、または宿根草
原産 南アフリカ
花言葉 恋の訪れ、知的な装い


南アフリカに10~20種程の原種が自生し、交配などにより300以上の園芸品種があります。
多年草タイプと、冬になると地上部が枯れる宿根草タイプの品種があります。

花期は6~8月頃で、花茎を伸ばし球状花序に花を咲かせます。
花形は花筒の短い盃状、細長いもの、星形のように切れ込みの深いもの、
ラッパ状の花形など、バラエティーに富んでいます。
花色は青や紫系統が主流ですが、白、ピンク、複色の花を咲かせる品種もあります。

高さは30㎝程度の小型種~150cm程になる大型種まである。
葉はやや肉厚で、地際から光沢のある細長い葉を何枚も広げます。

名前の「アガパンサス(Agapanthus)」とは、
ギリシャ語の「愛(Agape)」と「花(Anthos)」に由来する。

別名は「紫君子蘭」ですが、「君子蘭」は彼岸花科で科が異なります。


主な園芸品種

  • アフリカヌス
常緑性で、明治時代に日本に渡ってきた品種。アガパンサスというと本種を指すことが多い。

  • イナペルツス
花は筒状で先端が少し開く。蕾の時は上を向き、花を咲かせると下向きになる。生長過程の変化が面白く、青色や白色の花色をもつのが特徴。

  • ガーデン・クイーン
草丈65~85㎝程で花は白。咲き終わると花がらが淡いピンクに染まる。

  • ジューン・ブライド
草丈50~80㎝程で、その名にふさわしい純白の花が特徴です。

  • シルバー・ベビー
比較的小さく育ち、花つきが良い。花色は白で、花弁の縁が淡青色になります。

  • ストリーム・ライン
小型で花つきが良い。花色は白で、青い筋がくっきりと入ります。

  • プラエコクス・オリエンタリス
通常より花数が多く、ときには100輪以上の花を付けることがあります。

  • プラエコクス・ミニムス
ケープ南部原産の小型品種。草丈が60cm程度にしかならない。

  • フローレプレノ
プラエコクス・オリエンタリスの変種。花が開かず蕾のままなのが特徴。多くの園芸品種の元となった品種。

  • 紫式部
鮮やかな青紫色の花を咲かせる。草丈は90~110㎝と大きく育ちます。

  • リリプット
小型で花つきが良い品種。青紫色の花を咲かせます。


写真

アガパンサス1.jpg
(2007.07.01 撮影)


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「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2012.06.28 撮影)


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「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2012.06.28 撮影)


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「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2012.06.28 撮影)


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「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2012.06.28 撮影)


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「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2012.06.28 撮影)


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(2017.07.15 撮影)


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(2017.07.15 撮影)


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(2020.06.21 撮影)


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(2020.06.21 撮影)


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(2020.06.21 撮影)


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(2020.06.27 撮影)


アガパンサス13.jpg
(2021.06.17 撮影)


アガパンサス14.jpg
(2021.06.17 撮影)


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(2021.06.17 撮影)


アガパンサス16.jpg
(2021.06.22 撮影)



  • 最終更新:2021-06-23 22:05:43

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