ノアザミ

漢字・別名・流通名

野薊(ノアザミ)、薊(アザミ)

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(2020.07.31 撮影)


学名 Cirsium japonicum
英名 Thistle
科属名 キク科 アザミ属
性状 多年草
原産 日本
花言葉 触れないで、素直になれない恋、独立、報復、権利


日当たりのよい山野、道ばた、空き地、河川敷などに自生しています。
世界に約300種類、そのうち日本に約80種類の仲間を持ちます。
アザミの仲間は種類の識別が難しいとされています。
識別するには花の大きさ、つき方、総苞の形、総苞片の形とつき方、
開花期に根元の葉の有無などを確認することが必要となります。

高さは60~100cm程で、茎には白毛が密生する。
茎は直立し、上部で枝分かれします。

葉は多形で変化があり、羽状に中裂し、葉縁の鋸歯の先が硬く鋭いトゲになっている。
茎につく葉は互生し、基部は茎を抱きます。
根際から生える根生葉は花期にも枯れず羽状に中裂する。

花期は5~8月頃。
茎の先に頭花を上向きにつけ、赤紫色や淡紅色の筒状花をたくさん咲かせます。
まれに白色のものもあります。
花の下にある総苞片は幅2~4cmの球形で、粘液を出して粘ります。
種子には長い綿毛があり、風に乗って飛んでゆく。

葉や根を煎じて解毒、止血等の薬として昔から利用されている。
また、皮膚化膿症には生根の汁をそのまま飲んだり、患部に塗る用法もある。

13世紀にノルウェー軍がスコットランドを侵攻しようとした時に、
アザミのトゲが侵入者を防いで国を守ったことから、スコットランドの国花となっている。

似た花の「アーティチョーク」はとても大きい!!


写真

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(2006.07.07 撮影)


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(2006.07.07 撮影)


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(2006.07.07 撮影)


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(2006.07.07 撮影)


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(2006.08.19 撮影)


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(2006.08.19 撮影)


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(2007.08.06 撮影)


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(2007.08.06 撮影)


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綿毛のついた種子 (2007.09.16 撮影)


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綿毛 (2007.09.16 撮影)


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(2008.07.23 撮影)


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(2010.07.01 撮影)


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綿毛 (2010.07.23 撮影)


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綿毛 (2010.07.23 撮影)


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(2012.07.13 撮影)


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(2012.07.13 撮影)


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(2012.07.13 撮影)


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(2017.07.15 撮影)


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(2020.07.31 撮影)


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(2020.07.31 撮影)


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(2021.07.07 撮影)


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(2021.07.20 撮影)



  • 最終更新:2021-07-20 15:16:14

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