アイスプラント
漢字・別名・流通名
アイスプラント
(2017.05.24 撮影)
学名 | Mesembryanthemum crystallinum |
英名 | Common Iceplant、Crystalline Iceplant |
科属名 | ハマミズナ科 メセンブリアンテマ属 |
性状 | 一年草または多年草、野菜、多肉植物 |
原産 | 西アジア、ヨーロッパ、南アフリカ |
花言葉 | あなたの視線は私を凍りつかせる、冷淡 |
アイスプラントは、サボテンのような多肉多汁組織を持つ多肉植物です。
海岸の砂地や塩性湿地などに生え、高さは10~30cm程になります。
春~初夏にかけて、茎頂にひとつの花を咲かせます。
5個の萼片と白色の糸のような花弁が多数あり、時がたつと赤みを帯びる。
葉は多肉質で、密に平伏して広がります。
葉や茎の表面に見られるキラキラとした粒はブラッター細胞と呼ばれる葉の一部で
ミネラル分を多く含む塩分の結晶です。
それが凍ったように見えることからアイスプラントという名前になりました。
カリウム、マグネシウムなどミネラルが豊富で、βカロテンなどの栄養もたっぷりの野菜です。
生活習慣病予防をはじめ、血糖値低下作用、抗酸化作用、抗老化効果があると期待されています。
食感はシャキシャキ、プチプチとはじけて歯切れが良い。
味は青臭さがなくあっさりとしてほのかな塩味があります。
野菜自身が持つ本来の塩味や新食感を楽しむため、生でサラダで食するのがお勧め。
また、過熱しても塩味と食感は残ります。
近年、全国各地で栽培されはじめ、産地、栽培方法、改良の違いにより多くの呼び名(商標)があります。
東京都国立市
- ソルトリーフ
佐賀県
- 雫菜(シズクナ)
- プッチーナ
- バラフ
- クリスタルリーフ
滋賀県
- ツブリナ
静岡県
- シオーナ
- ソルティーナ
写真
(2017.05.24 撮影)
(2017.05.24 撮影)
(2017.05.24 撮影)
(2017.05.24 撮影)
- 最終更新:2019-05-21 01:36:54