アデニウム・オベスム

漢字・別名・流通名

アデニウム・オベスム、砂漠の薔薇(サバクノバラ)、デザート・ローズ



アデニウム・オベスム1.jpg
ソコトラヌム 「川口グリーンセンター」にて (2012.10.25 撮影)


学名 Adenium obesum
英名 Desert rose
科属名 キョウチクトウ科 アデニウム属
性状 多肉常緑低木
原産 東アフリカ
花言葉 純心、純な神経


東アフリカのケニア・タンザニアからジンバブエに10数種が分布する多肉植物です。
観賞用に広く栽培されているのはアデニウム・オベスムという種です。

乾燥した土地に生え、英名で「デザート・ローズ」と呼ばれています。
日本でも別名「砂漠の薔薇」で流通しています。

花期は5~7月ですが気温があれば周年、花を咲かせます。
先端が深く5つに裂けたラッパ状で、直径5~10cm位になります。

原種はピンク系の花色が多いのですが、現在は品種改良が進み
花色や模様は白、赤、ピンク、紫、青、黄、黄緑、黒、ストライプ、
絞り、覆輪、グラデーションなど豊富です。
花型も丸弁、剣咲き、二倍弁、一重、二重、八重など多数あります。

高さは1.5~3m程。多肉化した多くの短い枝を出します。
砂漠に適用するために幹が肥大し、幹基部がとっくりのように膨らみます。
幹基部の膨張は、品種により縦長、横広がり、たこ足、溶球、多枝、枝太など様々。

葉は楕円形で、艶のある濃い緑色をしています。
茎の頂点近くの枝先にとまってつきます。

名前はアデニウムの1種が自生しているイエメンのアデンという地名に由来します。
種小名のオベスムは「肥大した」という意味で茎や幹の姿から付けられました。


写真

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ソコトラヌム 「川口グリーンセンター」にて (2012.10.25 撮影)


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ソコトラヌム 「川口グリーンセンター」にて (2012.10.25 撮影)


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ソコトラヌム 「川口グリーンセンター」にて (2012.10.25 撮影)


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ソコトラヌム 「川口グリーンセンター」にて (2012.10.25 撮影)


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ソコトラヌム 肥大した幹基部 「川口グリーンセンター」にて (2012.10.25 撮影)



  • 最終更新:2012-11-05 03:07:01

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