エゾムラサキツツジ
漢字・別名・流通名
蝦夷紫躑躅(エゾムラサキツツジ)、常磐玄海(トキワゲンカイ)、白花常磐躑躅(シロバナトキワツツジ)
「エゾムラサキツツジとシロバナトキワツツジ」
北海道にて (2017.05.04 撮影)
写真提供:ikukoさん
学名 | Rhododendron dauricum |
英名 | |
科属名 | ツツジ科 ツツジ属 |
性状 | 半常緑低木 |
原産 | 北東アジア |
花言葉 | 片想いの恋 |
日本では北海道だけに自生するツツジです。
開花は5~6月頃。
花形は先端が五裂する漏斗型で、枝先に花径2~3cm程の花を数個つけます。
花色は紅紫色。
エゾムラサキツツジの白花種は「白花常磐躑躅(シロバナトキワツツジ)」と別名で呼ばれます。
2種類一緒に植えられているところもある。
高さは1~2m程。
落葉する葉と越冬する葉があるため半常緑低木とされる。
葉は枝先に集まってつき、長楕円形で互生。
質は硬く、光沢があり、両面に鱗片毛が密生する。
開花後に葉が繁るのが特徴。
果実は蒴花。
北海道北見市留辺蘂町温根湯温泉にあるエゾムラサキツツジの群落は、
北海道天然記念物に指定されている。
環境省のレッドリストでは、絶滅危惧II類(VU)に登録されています。
写真
「エゾムラサキツツジとシロバナトキワツツジ」
北海道にて (2017.05.04 撮影)
写真提供:ikukoさん
北海道にて (2018.04.22 撮影)
写真提供:ikukoさん
- 最終更新:2018-05-08 11:01:00