エリカ

漢字・別名・流通名

エリカ、ヒース



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エリカ・メランセラ (2009.09.16 撮影)


学名 Erica spp.
英名 Heath、Heide(ドイツ名)
科属名 ツツジ科 エリカ属
性状 常緑小低木、ハーブ
原産 南アフリカ、ヨーロッパ
花言葉 孤独、謙遜、休息、心地よい言葉、寂しさ


エリカとは、ツツジ科エリカ属の総称です。
エリカ属は700種以上の種類があり、日本では数十種類が流通しています。
南アフリカ系とヨーロッパ系があり、流通している多くは南アフリカ原産の種類です。

多くの種は高さは15~150cm程の低木ですが、6~7mに達する種もあります。
木質は柔らかく、繊細な枝を多く分けます。
葉は短い針型や線形で、枝にびっしりと付く。

花期は冬~春咲き、夏咲き、秋咲き、不定期咲きなど種類により異なります。
花色はピンク、赤、紫、白、黄など。
花形も鐘状、壺状、筒状、盃状など豊富です。

他の植物が生育しにくい土地でもよく育ち、ヨーロッパでは荒野に多く自生するため
イギリスでは「荒野」を意味するヒース(Heath)、ドイツではハイデ(Heide)と呼ばれています。

花言葉の「孤独」「寂しさ」は、他の草が生えないような痩せた荒地に咲くことから。


ハーブとしての利用

花にはアルブチンという成分が豊富に含まれており、
シミやソバカスの原因となるメラニンの生成を抑制する作用があります。
美白、美肌効果が期待でき、ハーブとしても利用されています。

また、ミネラルが豊富で抗菌や利尿作用があることから、
泌尿器系の感染症の治療にも使用されています。
尿道炎や膀胱炎等の感染症を緩和させ、尿路結石も予防します。
尿酸の排出を促すため、痛風やリウマチ、腎臓の機能を回復させます。

ハーブティー、チンキ剤、沐浴、バッチフラワーなど、内服と外用で用いることができます。


写真

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エリカ・ダーレンシス (2007.12.19 撮影)


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エリカ・ウィンターファイヤー (2007.12.19 撮影)


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エリカ・ウィンターファイヤー (2007.12.19 撮影)


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エリカ・ウィンターファイヤー (2007.12.19 撮影)


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エリカ・メランセラ (2009.09.16 撮影)


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エリカ・メランセラ (2009.09.16 撮影)


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「イオンレイクタウン(埼玉県越谷市)」にて (2009.12.13 撮影)


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エリカ・メランセラ 「イオンレイクタウン(埼玉県越谷市)」にて (2009.12.13 撮影)


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エリカ・メランセラ 「イオンレイクタウン(埼玉県越谷市)」にて (2009.12.13 撮影)


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エリカ・メランセラ 「イオンレイクタウン(埼玉県越谷市)」にて (2009.12.13 撮影)


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ジャノメエリカ 「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2012.04.16 撮影)


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ジャノメエリカ 「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2012.04.16 撮影)


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ジャノメエリカ 「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2012.04.16 撮影)


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ジャノメエリカ (2014.12.22 撮影)


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「川口緑化センター(埼玉県川口市)」にて (2020.09.04 撮影)


  • 最終更新:2020-09-21 10:05:27

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