オクラ

漢字・別名・流通名

秋葵(オクラ)、亜米利加糊(アメリカネリ)、陸蓮根(オカレンコン)



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(2015.07.28 撮影)


学名 Abelmoschus esculentus
英名 Okra
科属名 アオイ科 トロロアオイ属
性状 多年草、野菜
原産 アフリカ東北部
花言葉 恋によって身が細る、恋の病、予想外、恋人の代人


日本へは江戸時代末期~明治初期に入ってきました。
当初の目的は花の鑑賞用で、果実を食用にし始めたのは昭和に入ってから。

高さは50~1.5cm程。
葉は大きくて互生。手のひら状に5~9つに深く裂ける。

花期は7~9月頃。
花径は5~7cm程で、中心がワインレッドの淡黄色の5弁花を咲かせます。
花は夜から早朝にかけて咲き、昼過ぎにはしぼんでしまいます。

花後に付く、長さ7~10cm程の若い莢果(キョウカ)を収穫し食用にします。
莢果は先の尖った五稜の形をしており、表面には短毛が生えています。
切り口の断面は丸みを帯びた5角形の星型で、刻むと独特な粘りが出ます。

収穫しないでいると30cm程にも生長し硬くなってしまいます。
最後には茶色く木質化の状態になります。

沖縄や八丈島などで栽培されている「島オクラ」は大型で長さが20cm以上もあり断面が丸い。
他にも莢果が暗紅色になる「赤オクラ」などの種類があります。

花言葉の「恋によって身が細る」「予想外」というのは
大きな花が細い実になる様子からつけられたといわれます。


写真

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花 (2005.08.13 撮影)


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莢果 (2005.08.17 撮影)


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花 (2004.08.15 撮影)


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莢果 (2006.08.07 撮影)


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花と莢果 (2015.07.28 撮影)


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莢果 (2015.07.28 撮影)


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(2015.07.28 撮影)


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花 (2015.07.28 撮影)


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花と莢果 (2015.07.28 撮影)


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花と莢果 (2015.08.15 撮影)


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花と莢果 (2015.08.15 撮影)


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莢果 (2020.09.04 撮影)

  • 最終更新:2020-09-08 03:46:09

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