サルオガセモドキ

漢字・別名・流通名

猿尾枷擬き(サルオガセモドキ)、スパニッシュモス、チランジア・ウスネオイデス



サルオガセモドキ1.jpg
「井頭公園・花ちょう遊館(栃木県真岡市)」にて (2013.05.09 撮影)


学名 Tillandsia usneoides
英名 Spanish moss
科属名 パイナップル科 チランジア属
性状 常緑多年草
原産 北アメリカ東南部、アルゼンチン中部
花言葉 不屈


樹木や岩に着生垂下するエアープランツの一種です。
チランジア属には400種以上が確認されていて、大きさや形状は様々です。
その中で、根はあっても葉の吸収鱗毛で空気中から水分や養分を
吸収する率の高いものが「エアープランツ」と総称され流通しています。

花期は4~5月頃。3~5mm程度の淡い黄緑色の花を咲かせます。
披針形の苞葉につつまれたただ1個の花からなります。
萼片は3枚、花弁は小型で目立たず先は反曲し紫色です。

蒴果は1.5cm程で、線形で断面は鈍三角形。

葉は糸状で長さ3~6cm。
細い茎がまばらに二叉状に分枝しながら増殖し垂れ下がります。
葉の表面は灰白色の鱗片で被われ、これにより空気中の
水分を取り込んで吸収するため根はありません。

名前はサルオガセという地衣類に似ている事から名付けられました。

写真

サルオガセモドキ2.jpg
「井頭公園・花ちょう遊館(栃木県真岡市)」にて (2013.05.09 撮影)


サルオガセモドキ3.jpg
「井頭公園・花ちょう遊館(栃木県真岡市)」にて (2013.05.09 撮影)


  • 最終更新:2013-07-06 14:29:03

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