ツワブキ
漢字・別名・流通名
石蕗(ツワブキ、イシブキ)
(2013.11.03 撮影)
学名 | Farfugium japonicum |
英名 | Japanese silverleaf |
科属名 | キク科 ツワブキ属 |
性状 | 常緑多年草 |
原産 | 日本、中国 |
花言葉 | 愛よ甦れ、困難に負けない、先を見通す能力、謙遜 |
主に海岸沿いに多く自生し、岩の上や崖の上などに生える。そのほか低地から山地の日陰などにも多い。
名前の由来は、葉が蕗(フキ)に似ていて艶があるため艶蕗(ツヤフキ)と呼ばれ
それが変化して「ツワブキ」になったと云われています。
高さは30~75cm程で、日陰がちのところを好む性質があります。
葉は根生葉で濃い緑色。葉身は厚くて表面に艶があります。
葉形は円形に近い腎臓形で長さは4~15cm、幅6~30cmと大型。
長い葉柄を持ち、葉柄は大きく切れ込んだ葉身の中心につく。葉柄は食用になります。
園芸品種は多数あり、斑入り葉や奇形葉などがあります。
花期は10~12月頃で、花茎を30~75cm程に伸ばし散房花序をつけ、花径5cm前後の黄色い頭状花を咲かせます。
花は外周に舌状花が並び、中心には密に管状花が集まっており、どちらの花も結実する。
八重咲き、丁字咲き、花色もオレンジ、レモン色、クリーム色などの園芸品種があります。
花の少ない冬に開花するので、観賞用に日本庭園などによく植えられています。
実には褐色の冠毛があり、風を受けて散布します。
葉柄や若葉、蕾は食用になります。
煮物、佃煮、炒め物、飴煮、汁物、天麩羅などに使われます。
「佃煮キャラブキ」は九州の名産。
薬用には8~9月頃に茎葉を採取し、天日乾燥したものを生薬として用います。
解毒、排膿、皮膚病、のどの腫れ、おでき、切り傷、打撲、火傷などに利用。
有毒なピロリジジンアルカロイドという物質を含んでいる。
写真
(2004.11.05 撮影)
(2004.10.28 撮影)
(2005.10.28 撮影)
(2005.11.25 撮影)
「小石川後楽園」にて 花が終わった後の綿毛 (2006.03.04 撮影)
「小石川後楽園」にて 綿毛 (2006.03.04 撮影)
(2006.10.27 撮影)
(2006.10.31 撮影)
(2006.10.31 撮影)
(2006.10.31 撮影)
(2007.11.20 撮影)
(2007.11.20 撮影)
(2008.11.22 撮影)
(2008.11.22 撮影)
(2010.11.07 撮影)
(2011.11.04 撮影)
(2011.11.04 撮影)
葉 (2011.11.04 撮影)
(2011.11.04 撮影)
(2012.11.02 撮影)
(2012.11.02 撮影)
(2013.11.03 撮影)
(2013.11.03 撮影)
(2016.11.14 撮影)
(2021.10.30 撮影)
- 最終更新:2021-10-30 16:16:40