ニンジン
漢字・別名・流通名
人参(ニンジン)、キャロット
学名 | Daucus carota subsp |
英名 | Carrot |
科属名 | セリ科 ニンジン属 |
性状 | 耐寒性一・二年草、緑黄色野菜 |
原産 | アフガニスタン |
花言葉 | 幼い夢 |
ニンジンは原産地のアフガニスタン周辺で東西に分岐し、世界各地に伝播しました。
オランダを通りイギリスへと西方へ伝来しながら改良が行われた西洋系と、
中国を経て東方へと伝わった東洋系の2種類に分類できます。
西洋系は太く短く、三寸、四寸、五寸ニンジンなどの品種があり、日本で主流の人参です。
東洋系は細長く、現在唯一出回っているのは関西の「金時ニンジン」で、中長型で長さ30cm前後になります。
ともに古くから薬や食用としての栽培が行われてきました。
高さは1cm程になり、塊根が肥大します。
地中に伸びるオレンジ色の根が野菜として食べられます。
オレンジ色の色素はカロテン。体内でビタミンAに変わります。
緑黄色野菜の中でも、カロテン含有量はトップクラスです。
長い円錐形や円筒形をしており、ほかにも黄色、白、紅紫色、黒紫色などがあります。
根の長さは15~30cm、旬の時期は9~12月頃です。
花期は6~8月頃。
複散形花序を出し、小さな白い花を咲かせます。
葉は鮮やかな緑色で、羽状に細かく切れ込みが入ります。
さわやかな風味で栄養価も高いことから、関西では「にんじん菜」「葉にんじん」と呼ばれ、夏の葉物野菜として親しまれています。
写真
根
花 (2017.05.14 撮影)
花 (2017.05.14 撮影)
花 (2017.05.14 撮影)
花 (2017.05.14 撮影)
葉 (2017.05.14 撮影)
- 最終更新:2017-05-15 14:18:50