ハエトリソウ
漢字・別名・流通名
蠅捕草(ハエトリソウ・ハエトリグサ)、ディオネア、蠅地獄(ハエジゴク)
「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2016.10.14 撮影)
学名 | Dionaea muscipula |
英名 | Venus Flytrap |
科属名 | モウセンゴケ科 ハエトリソウ属 |
性状 | 常緑多年草、食虫植物 |
原産 | 北アメリカ(ノースカロライナ・サウスカロライナ) |
花言葉 | 嘘、魔性の愛 |
葉を素早く閉じて獲物を捕食する食虫植物です。
湿地帯の痩せ地に自生します。
花期は5~6月頃で、花茎を伸ばし5弁の白い花を咲かせます。
高さは5~10cm程。
茎は短縮していて地中にあり、わずかに横に這う。
葉の付け根は肥大し、地下茎とともに鱗茎型の球根を形成している。
多数の葉をロゼット状に出し、葉には長い葉柄があり、先端に捕虫器になった葉をつける。
葉柄は扁平で幅広い。
捕虫葉は二枚貝のように重なるように生えており、その葉のフチには多くのトゲが並んでいる。
開いた葉の内側からは虫を誘引する蜜が分泌される。
葉の両内側に3対ずつ感覚毛と呼ばれるセンサー(小さなトゲ)が生えており
これに虫などの獲物が2回以上触れると、約0.5秒の速さで葉を閉じる。
葉が閉じると同時にフチのトゲが内に曲がり獲物を閉じ込めてしまう。
中に捕らえられた虫は、7~10日ほどかけて消化液によって徐々に溶かされ栄養となります。
英名の「Venus Flytrap(女神のハエ取り罠)」は、葉のフチの「トゲ」を女神のまつ毛に見立てたことに由来。
写真
「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2016.10.14 撮影)
「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2016.10.14 撮影)
- 最終更新:2016-10-21 15:19:27