バニラ

漢字・別名・流通名

バニラ



バニラ1.jpg
「川口グリーンセンター」にて (2012.10.25 撮影)


学名 Vanilla planifolia
英名 Vanilla、Common vanilla
科属名 ラン科 バニラ属
性状 常緑多年草、蔓性
原産 メキシコ、中央アメリカ
花言葉 永久不滅


花期は4~6月で、淡緑色のトランペット形の花を咲かせます。
花に香りはなく、一日花。

蔓を他の樹木などに絡めて10m以上成長していきます。
葉は節に互生し、楕円形で肉厚。葉にも香りはありません。

果実は長さ15~30cmの細長い円筒形で、インゲンマメのサヤに似た形をしています。
鞘の中には小さな黒色の種子が無数に詰まっており、実が十分に成長し熟したら収穫します。
収穫した種子鞘を発酵・乾燥(キュアリング)を2~3週間繰り返し行うことによって香料が抽出されます。

香料としてバニラ・ビーンズバニラ・エッセンスバニラ・オイルの三種類があります。
代表的な利用法はアイスクリームの香り付けでしょう。
バニラアイスはアイスクリームの中では最も一般的で広く親しまれています。
その他にもプリン、カスタードクリーム、ケーキなどの洋菓子への香り付けや、
コーヒー、チョコレート、ココア、リキュール、ワインなどに加えられます。
食用以外では香水やタバコに用いられます。

名の由来は、スペイン語の鞘(さや)の意未のvaina(バイナ)から、vanilla(バニラ)の名になった。
なお、種小名のplanifoliaとはラテン語で「扁平な葉」を意味し、バニラの葉が広く平らなことから付きました。


写真

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葉 「川口グリーンセンター」にて (2012.10.25 撮影)


バニラ3.jpg
「川口グリーンセンター」にて (2012.10.25 撮影)



  • 最終更新:2012-11-04 15:18:41

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