パンジー
漢字・別名・流通名
パンジー、三色菫(サンシキスミレ)
(2020.12.01 撮影)
学名 | Viola × wittrockiana Gams |
英名 | Garden Pansy |
科属名 | スミレ科 スミレ属 |
性状 | 一年草 |
原産 | ヨーロッパ、西アジア(園芸品種) |
花言葉 | 思想、私を思って、つつましい幸せ、温順、思慮深い |
スミレを園芸品種として改良した植物です。
現在、何千種もあるといわれています。
小型のパンジーを「ビオラ」と区別して呼んでいますが、厳格な区別はないようです。
高さは15~20cm程。
葉は卵状楕円形で浅鋸歯があります。互生。
花期は11~6月頃。左右相称の5弁花です。
花の大きさは小輪から大輪まであります。
小輪は4~5cm、中輪は5~7cm、大輪は7~10cm以上。
花色は黄、白、紫、赤、ピンク、オレンジ、青紫、複色など
緑色以外は全ての色があるとされるほど多彩です。
花の中心部にブロッチといわれる模様が入るのが特色。
複色花やブロッチのない品種もあります。
咲き方はフリル咲き、八重咲きなど。
寒さに強いので花の少ない冬から春にかけて活躍してくれます。
プランター、鉢植え、ハンギング、寄せ植えなど用途も多い。
ポーランドの国花になっています。
ギリシャ神話
愛の神エロスが地上に降りたった時のこと、野山を散歩していると雑草の中にひときわ可憐な花を見つけました。
エロスはその花を大変気に入り、自分の面影を残すしるしに花びらにそっと口づけをしました。
「私の面影を映してあげよう。人々に天上の想いと清らかな愛を伝えなさい。あなたの行く末が栄光に満ち、この花を見る人に幸せがあるように…」
パンジーはエロスの面影を写して優しく可憐に咲くのだと言われています。
花神話
パンジーはずっと昔、とても良い香りを持っていたのですが、人々が花を探すために家畜や野の花を踏みにじっていました。
それを見たパンジーは悲しみ「もう探されないために私の香りをなくして下さい」と神に祈ったところ香りがなくなったそうです。
つぼみが下を向く形が物思う姿に似ているので、フランス語のパンセ(物思い)から「パンジー」と名付けられたと言われています。
写真
(2004.10.19 撮影)
(2004.01.11 撮影)
(2004.12.21 撮影)
(2005.12.21 撮影)
(2006.03.08 撮影)
(2006.03.08 撮影)
(2006.05.12 撮影)
種 (2006.05.27 撮影)
「道の駅おおつの里・花倶楽部」にて (2007.02.15 撮影)
「道の駅おおつの里・花倶楽部」にて (2007.02.15 撮影)
「道の駅おおつの里・花倶楽部」にて (2007.02.15 撮影)
(2008.03.23 撮影)
(2009.03.01 撮影)
(2012.03.20 撮影)
(2012.03.20 撮影)
(2012.03.20 撮影)
(2012.03.20 撮影)
(2012.03.20 撮影)
(2012.03.20 撮影)
(2014.04.19 撮影)
(2015.05.02 撮影)
(2015.05.02 撮影)
(2015.05.02 撮影)
(2020.12.01 撮影)
(2020.12.01 撮影)
- 最終更新:2020-12-01 17:23:33