ヨモギ

漢字・別名・流通名

蓬(ヨモギ)、指燃草(サシモグサ)、繕草(ツクロイグサ)、艾(モグサ)、餅草(モチグサ)、灸草(ヤイトグサ)

ヨモギ1.jpg
(2015.04.18 撮影)


学名 Artemisia indica var. maximowiczii
英名 Mugwort(英)、Armoise commune(仏)
科属名 キク科 ヨモギ属
性状 多年草
原産 日本
花言葉 幸福、平和、平穏、静穏、夫婦愛、決して離れない


全国各地の日当たりのよい山野、道端、野原、河川の土手などに自生しています。

花期は8~10月頃。
茎を高く伸ばし、枝先に頭状花を複総状花序につけます。
色は薄い褐色、花序は5~6個の筒状花で小さく目立たない。

高さは60~100cm程になり、地下茎は横に伸びる。
茎は立ち上がり、よく枝分かれします。やや木質化する。

葉はの葉に似ていて互生。
形は楕円で羽状に深裂し、裏面には白い毛が密生し灰白色をしています。
特有の香りがあり、春に摘んだ新芽を茹で、おひたしや汁物の具、また草餅(ヨモギ餅)にして食べる。
灸に使う艾(モグサ)は、葉を乾燥させ、裏側の綿毛を採取したもの。
若い芽や株は、干しておいたのちに煎じて飲むと、健胃、腹痛、下痢、貧血、冷え性などに効果がある。
漢方では「艾葉(ガイヨウ)」と呼ばれ、食べる、飲む、浸ける、香りをかぐなど、万能薬として珍重されています。

ヨモギの名前の由来は、四方に根茎を伸ばして繁茂するという意味から「四方草(ヨモギ)」という説や、良く燃えるということから「善燃草(ヨモギ)」という説があります。
葉裏の毛を集めたものが、燃え草という意味から「艾(モグサ)」といい、それに葉がついて「艾葉(ガイヨウ)」という漢名が生まれました。
また、「灸草(ヤイトグサ)」という別名や、草餅の原料に用いられることから「餅草(モチグサ)」とも呼ばれます。


写真

ヨモギ2.jpg
(2015.04.18 撮影)


ヨモギ3.jpg
(2015.04.18 撮影)


ヨモギ4.jpg
葉 (2015.04.18 撮影)


ヨモギ5.jpg
葉の裏面 (2015.04.18 撮影)


ヨモギ6.jpg
灸 (2015.04.18 撮影)


ヨモギ7.jpg
ヨモギ餅 (2016.04.07 撮影)

  • 最終更新:2016-04-07 13:47:17

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード