アズキ
漢字・別名・流通名
小豆(アズキ、ショウズ)

(2014.08.15 撮影)
学名 | Vigna angularis |
英名 | Azuki bean |
科属名 | マメ科 ササゲ属 |
性状 | 一年草 |
原産 | 東アジア |
花言葉 | 一攫千金、さわやか |
花期は7~8月で、蝶形の淡黄色の花を咲かせる。
高さは30~70cm程で、茎には毛が生えている。
茎は直立し、茎の先は蔓性になる。
葉は3出複葉で互生。小葉の形は卵円形。
花後に円筒形の豆果を結ぶ。
結実時期は10~11月で、莢の中には小豆色の種子が10個位入っている。
属名の「Vigna」はイタリアの自然科学者「ビーニャ(Dominico Vigna)さん」の名から。
種小名の「angularis」は「角張った」という意味。
高蛋白低脂質であり、無機質やビタミンも多く含む。
アズキの約20%はタンパク質で、栄養価が高いほか、赤い品種の皮にはアントシアニンが含まれ、亜鉛などのミネラル分も豊富。
- もち米に小豆を混ぜて蒸し上げる赤飯は、お目出たい行事の際の食事とされる。
- 饅頭、最中、どら焼き、鯛焼き、あんパンなど、菓子などの中に入れる餡(あん)の原料として使用される。
- 蒸したモチ米を米粒が残る程度に軽くついて丸め、餡(あん)で包んだ「牡丹餅(ぼたもち)」や「御萩(おはぎ)」に使用。
- 煮てから寒天などを加えて羊羹(ようかん)に。
- 小豆汁に餅や白玉団子等を入れ、汁粉やぜんざいにする。
- かき氷のトッピングやアイスキャンディーの材料にも使用される。
食用以外の用途
- お手玉のなかの材料
- 楽器の材料
- 擬音の発生材料(ザルに小豆を入れ波の音を表したり、紙の上に落として大粒の雨の降る音を表したりする。)
- 枕の詰め物
国産の品種
- 大納言(大粒種) 丹波、馬路、備中、美方、あかね、ほくと、とよみ
- 中納言、普通小豆 えりも、しゅまり、きたのおとめ、さほろ
- 白小豆 主な産地は備中、丹波、北海道。希少で高価。とくに備中白小豆は最高級とされる。
- 黒小豆
写真

(2014.08.15 撮影)

(2014.08.15 撮影)

(2014.08.15 撮影)

(2014.08.15 撮影)

(2014.08.15 撮影)

(2014.08.15 撮影)

(2014.08.15 撮影)

アズキの実 (2014.08.16 撮影)
食べ物

おはぎ

パインアラモード・小倉トッピング

抹茶パフェ

饅頭

ハロハロ 宇治金時

草団子
- 最終更新:2014-08-18 21:39:28