ウリ

漢字・別名・流通名

瓜(ウリ)

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ハグラウリ 茨城県坂東市にて (2014.08.15 撮影)


学名 Cucurbitaceae
英名 Gourd family
科属名 ウリ科
性状 蔓性、一年草、野菜
原産  
花言葉  


ウリ科の植物のうち、実を食用にするものの総称。
シロウリ、ハヤトウリなどがあり、主に果実(果肉)を食用にします。
この他、ヒョウタンヘチマなどの工芸作物があります。
ウリ科の植物は多種多様で、野生種を含めると約850種程あります。

「瓜二つ」「瓜実顔」など「瓜」に関した慣用句も多く、「瓜」と「爪」の字が似ている事から
ことわざにも「瓜に爪あり爪に爪なし」というものがある。


種類

  • 桂瓜(カツラウリ)
シロウリの一種で長さが40cm程もあり果肉が厚く、緻密で弾力性がある。香りがありほのかな甘みがある。主に奈良漬けや浅漬けに使われている。京都府が認めた京野菜の1つ。

  • 白瓜(シロウリ)
完熟すると白くなる事から名付けられた。味は淡白でシャキッとしている。

  • はぐら瓜(ハグラウリ)
茨城県や千葉県が原産で、名前の由来は「歯がグラグラした人も食べられるほど実が柔らかい」事から名付けられた。味は淡白で、果肉はシロウリの中でも一番柔らかいといわれる。外皮は薄い緑色で縞模様が入っている。

  • 隼人瓜(ハヤトウリ)
原産は熱帯アメリカで、形は西洋梨に似ている。皮が白いものと薄緑色の種類がある。日本に初めて渡ったのが鹿児島という事で、薩摩隼人の「隼人」を取って名付けられた。別名は「千成り瓜(センナリウリ)」と言われ、一つのツルに多くの実がなる事が由来。

  • 真桑瓜(マクワウリ)
メロンの変種で、果実は楕円形で黄色や緑色などの縞模様がある。爽やかな甘みがある。美濃国真桑村(岐阜県本巣市)で平安時代後期から鎌倉時代頃に盛んに作られていたのでこの名前が付けられたそうです。


写真

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ハグラウリ 茨城県坂東市にて (2014.08.15 撮影)


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ハグラウリ 茨城県坂東市にて (2014.08.15 撮影)


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ハヤトウリ (2014.10.01 撮影)


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ハヤトウリ (2018.12.01 撮影)


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ハヤトウリ (2018.12.01 撮影)

  • 最終更新:2019-06-16 15:10:10

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