オオムラサキツツジ

漢字・別名・流通名

大紫躑躅(オオムラサキツツジ)、大盃(オオサカズキ)、大紫琉球(オオムラサキリュウキュウ)、山姫(ヤマヒメ)

オオムラサキツツジ1.jpg
(2021.05.01 撮影)


学名 Rhododendron pulchrum Sweet cv. Oomurasaki
英名 Azalea
科属名 ツツジ科 ツツジ属
性状 常緑性または半常緑性、低木
原産 不明(園芸品種)
花言葉 美しい人、優雅、努力、訓練、節約


丈夫で耐寒性があり、土地を選ばず大気汚染に強い花木です。
街路樹や公園の植え込み、生け垣などに良く利用されています。
一般に街で見かける「ツツジ」と言えばこの種類を指します。

江戸時代にはすでに栽培されてきたと言われる園芸品種です。
「平戸躑躅(ヒラドツツジ)」の品種群の1つと考えられています。
「ケラマツツジとリュウキュウツツジ」の交配や、
「ケラマツツジとキリシマツツジ」の雑種などの説もあります。

高さは1~2m程で、よく枝分かれします。
葉は黄緑色や濃い緑色。互生で狭長楕円形。
革のような質感で光沢はなく、表裏に粗毛がある。

花期は4~5月頃。ツツジの中でも遅咲きで、最も大きく大輪の花を咲かせる種類です。
花は先端が5裂する合弁花。上弁に紫色の斑点があるのが特徴です。
赤紫色で花径10cm程の大輪の花を枝先に数個咲かせます。
その花の様子から「大紫躑躅(オオムラサキツツジ)」と呼ばれ、単に「大紫(オオムラサキ)」とも呼ばれる。
花色は紫色のものが多いですが、赤色、白色、ピンク色などの枝変わりもあります。
萼片には毛があり、粘り気はありません。雌しべが1本、雄しべが10本。


写真

オオムラサキツツジ2.jpg
(2021.05.01 撮影)


オオムラサキツツジ3.jpg
(2021.05.01 撮影)


オオムラサキツツジ4.jpg
(2022.05.09 撮影)


オオムラサキツツジ5.jpg
(2022.05.09 撮影)

  • 最終更新:2022-05-09 21:27:33

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