オランダミミナグサ
漢字・別名・流通名
阿蘭陀耳菜草・和蘭耳菜草(オランダミミナグサ)、青耳菜草(アオミミナグサ)

(2021.03.29 撮影)
学名 | Cerastium glomeratum |
英名 | Sticky mouse-ear、Mouse-ear chickweed |
科属名 | ナデシコ科 ミミナグサ属 |
性状 | 越年性、一年草、雑草 |
原産 | ヨーロッパ |
花言葉 | 聞き上手、純真 |
日当たりの良い畑地、草地、荒れ地、道端など至るところに生えるヨーロッパ原産の帰化植物です。
高さは10~30cm程。
茎は直立〜斜上し株になり、緑色~やや赤紫色を帯びます。
葉は葉柄はなく対生し、長さ1~2cmの長楕円形から長卵形。
茎、葉、萼など軟毛と腺毛が多く生えています。
花期は3~5月頃で、茎の先端に集散花序をつけ白色の5弁花を咲かせます。
花弁の先端は浅く2裂しています。
花柄は短く、萼片は花弁と同長かやや長く、腺毛が密生して粘りがあります。
雄しべは10個、雌しべは1個で花柱は5本。
果実は蒴果で長さ5~8㎜、熟すと先端が浅く10裂し、外側にやや開きます。
種子は長さ約0.5㎜程。
在来種の耳菜草(ミミナグサ)は茎が紫色を帯び、花柄が萼片より長い。
また、萼片と花弁の長さがほとんど同じで、花が閉じた時に花弁が隠れる点で区別できます。
オランダミミナグサの名前の由来は、
「オランダ」とは「外国産、異国のもの」という意味があり、海外から渡来した植物ということ。
「耳菜草(ミミナグサ)」は茎に向かい合って付いている葉の形がネズミの耳に似ているので名付けられた。
写真

(2021.03.29 撮影)

(2021.03.29 撮影)

(2021.03.29 撮影)

(2021.03.30 撮影)

(2021.03.30 撮影)
- 最終更新:2021-03-30 15:15:51