オレガノ (ハーブ)

漢字・別名・流通名

オレガノ、 花薄荷(ハナハッカ)、ワイルドマジョラム

オレガノ1.jpg
写真提供:Pixabay


学名 Origanum vulgare
英名 Oregano、Wild marjoram
科属名 シソ科 ハナハッカ属
性状 多年草、ハーブ
原産 地中海沿岸
花言葉 輝き、財産、あなたの苦痛を除きます、自然の恵み、富


このページでは、ハーブの種類の「オリガヌム類」「マヨナラ類」を掲載しています。


オレガノはシソ科のハーブの中でも香りが強く、ややほほろ苦い清涼感がある香りが特徴。
香りは乾燥させることで強くなります。
開花時に先端のやわらかい部分を刈り取って乾燥させ、スパイスとして利用します。
トマトやチーズと相性がよく、イタリア料理やスペイン料理でよく使われており、
特にピザには欠かせないハーブです。

花期は6~9月で、ピンク、紫、白色の花を咲かせます。
草丈は20~90cm程。茎は柔らかく枝分かれしていて毛が生えている。
葉は卵形で、表面が滑らかなものと毛が生えたものに分かれる。

効能は消化促進、強壮、鎮静、殺菌など。
ドライフラワーやリースとしても人気です。


オレガノの種類

オレガノの仲間は形態によって「オリガヌム類」「マヨナラ類」「アマラクス類」の3つに大別できます。


【オリガヌム類】
単に「オレガノ」というと、オリガヌム類のものを指します。
古代ギリシア・ローマ時代から薬用に用いられ、さまざまなジャンルの料理で活躍しています。
薬用以外にも、葉に斑の入る園芸向きの品種があります。
耐寒性が強く丈夫な仲間で、高温多湿にやや弱いです。
料理やティーとして利用されます。

主な品種
  • オレガノ(ワイルドマジョラム)
  • ゴールデンオレガノ
  • オレガノカントリークリーム



【マヨナラ類】
古代エジプトで防腐剤として使われていた「マジョラム」を代表品種とする種類です。
葉がたまご型で小さく、強い香りが特徴です。
オリガヌム類と比べると全体的に小さく草丈は20~50cm程になります。
耐寒性~半耐寒性で、高温多湿にやや弱いです。
料理やティーとして利用されます。

主な品種
  • スイートマジョラム
  • イタリアオレガノ(ワイルドマジョラムとスイートマジョラムの交配種)



【アマラクス類】 ※別ページにて掲載
主に観賞用の種類で、花や葉の美しい品種が多く分類されています。
ギリシャからオリエントに分布している仲間で、花や苞葉が綺麗な品種が多く、花オレガノとも呼ばれています。
グランドカバー、カラーリーフ、ドライフラワー、ポプリとしても利用されます。

主な品種
  • ケントビューティー
  • バーバラチンゲイ
  • ディタニーオブクリート
  • ハイブリット
  • プルケルム
  • ガーデンダイアリー
  • ロツンディフォリウム
  • ディクタムナス
  • マルゲリータ


写真

オレガノ2.jpg
葉 写真提供:Pixabay


オレガノ3.jpg
花 写真提供:Pixabay


オレガノ4.jpg
葉 写真提供:Pixabay


オレガノ5.jpg
スパイス 写真提供:Pixabay

  • 最終更新:2020-04-17 01:23:12

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