カブ
漢字・別名・流通名
蕪(カブ、カブラ)、蕪菜(カブナ、カブラナ)、鈴菜・菘(スズナ)、大頭菜(ダイトウナ)、豊菜(ホウサイ)
(2018.12.10 撮影)
学名 | Brassica rapa L. var. rapa |
英名 | Turnip(英)、Nabet(仏) |
科属名 | アブラナ科 アブラナ属 |
性状 | 越年草、野菜 |
原産 | アフガニスタン、中近東~地中海沿岸 |
花言葉 | 慈愛、晴れ晴れと |
大きな球形となる根を食用とするほか、茎や葉などの地上部も青菜類と同様に利用されます。
世界中で栽培されていますが、アフガニスタン原産のアジア系と、
中近東から地中海沿岸原産のヨーロッパ系の2変種に分かれます。
日本では古くから親しまれてきた野菜の一つ。
品種は大きく分けると、大きさが大中小、色が赤と白、形が丸と長形などと多種多彩で
全国各地に約80の品種があり、その中には地域独特の在来品種も数多くあります。
野菜の旬は3~5月の春と、10~11月の秋。
通年出荷されていますが、春物はやわらかく、秋物は甘みが強くなる。
別名「スズナ」と呼ばれ、春の七草のひとつでもあります。
花期は3~4月頃で、4弁の黄色の花を多数咲かせる。
草丈は30~50cm程。
葉は葉縁に小さい切れ込みがあり、へら状で根元から出る。
栄養価は、根にはビタミンC、カリウム、カルシウム、食物繊維など。
アミラーゼという消化酵素を含むので内臓の働きを助け胃もたれや胸焼けに良いと言われています。
品種
皮が赤~赤紫色をしたカブの総称で、沢山の種類があります。
表面全体が赤いもの、上部だけが赤いもの、葉や茎も赤いもの、
果肉は基本的に白色ですが果肉の中も赤みが入っているものもあります。
形も扁球形や円錐形、勾玉状になっているものなど種類が豊富です。
おもに漬け物に利用され、シャキシャキとした食感と風味が楽しめます。
なお皮の紅色はアントシアニンによるものです。
写真
(2018.12.10 撮影)
(2018.12.10 撮影)
(2018.12.10 撮影)
(2018.12.10 撮影)
アカカブ (赤蕪)
(2018.12.10 撮影)
(2018.12.10 撮影)
(2018.12.10 撮影)
- 最終更新:2018-12-15 00:02:03