キウイ
漢字・別名・流通名
キウイ、鬼木天蓼(オニマタタビ)、キウイフルーツ、支那猿梨(シナサルナシ)

「幸せの丘ありあんす(山梨県甲府市)」にて (2014.10.30 撮影)
学名 | Actinidia chinensis |
英名 | Kiwifruit、Kiwi |
科属名 | マタタビ科 マタタビ属 |
性状 | 落葉低木、蔓性 |
原産 | 中国 |
花言葉 | ひょうきん、生命力、豊富 |
キウイの原産は中国の南部ですが、栽培はほとんど行われておらず
キウイの種がニュージーランドに持ち込まれ、品種改良されて現在のキウイの原種が誕生しました。
主にヘイワード種が多く栽培されています。
名前は果実がニュージーランドの国鳥キーウィに似ていることから名付けられました。
花期は5~6月頃で、葉腋に芳香のある白い花を下向きに咲かせます。
雌雄異株。蔓性で長さは4~5m程。
葉は円形または広卵形で互生します。
一般に市販されているヘイワード種は、果実は楕円体で鶏卵程度の大きさ。
皮が茶色く、褐色の毛に覆われており10~11月頃に熟します。
果肉は液果で緑色。果心の周囲に胡麻のような黒い種子が放射状に並ぶ。
キウイフルーツはビタミンC、カリウム、食物繊維を多く含んでいるので
高血圧や動脈硬化、便秘改善、風邪や糖尿病、ガンの予防効果が期待されています。
キウイの主な種類
- ヘイワード
一般に市販されているキウイの殆どがこの品種です。
形は楕円形。果皮が薄茶色でうぶ毛がある。
果肉は緑色で、さわやかな甘酸っぱさがあります。
- ゴールデンキウイ(ゴールドキウイ)
果肉が黄色くて甘みが強い。正式な品種名は「ホート16A」。
形はやや細長く先端部は絞ったような形。うぶ毛は殆どありません。
- 香緑(コウリョク)
「ヘイワード」の自然交雑から誕生。
形はやや細長い円筒形で、果皮にはうぶ毛が多い。
果肉は濃いエメラルドグリーンで、甘みがとても強く味が濃厚。
- 讃緑(サンリョク)
「香緑」と中国系キウイフルーツを掛け合わせたもの。
先が少しとがった砲弾形で、うぶ毛は殆どありません。
果肉は黄緑色で甘みが強い。
- アップルキウイ
「魁蜜(カイミツ)」という品種。
果実はやや大きめで、うぶ毛はありません。
果肉は多汁。未熟な時は緑色で、熟すと黄緑~黄色になります。
- ベビーキウイ
長さが2~3cm前後の小さな品種。主にアメリカやチリから輸入されます。
果皮は緑色でうぶ毛がなく、とても薄いのでそのまま食べることが可能。
写真

ヘイワード (2012.12.03 撮影)

ヘイワード (2012.12.03 撮影)

「幸せの丘ありあんす(山梨県甲府市)」にて (2014.10.30 撮影)

「幸せの丘ありあんす(山梨県甲府市)」にて (2014.10.30 撮影)

「幸せの丘ありあんす(山梨県甲府市)」にて (2014.10.30 撮影)

「幸せの丘ありあんす(山梨県甲府市)」にて (2014.10.30 撮影)

「幸せの丘ありあんす(山梨県甲府市)」にて (2014.10.30 撮影)

「幸せの丘ありあんす(山梨県甲府市)」にて (2014.10.30 撮影)

「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2016.10.14 撮影)

「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2016.10.14 撮影)
- 最終更新:2016-10-17 21:03:30