セロシア
漢字・別名・流通名
セロシア
学名 | Celosia |
科属名 | ヒユ科 ケイトウ属(セロシア属) |
セロシア属には60種程があります。
園芸種として主に栽培されるのは「鶏頭(ケイトウ)」と呼ばれるクリスタータ(Celosia cristata)と
「野鶏頭(ノゲイトウ)」と呼ばれるアルゲンテア(Celosia argentea)の2種とその変種がほとんどです。
花期は6~11月頃。
花色は赤、黄、紫、ピンク、オレンジ、白など多彩。
品種
一般的に「鶏頭(ケイトウ)」と呼ばれるクリスタータ種は、大きく4つの系統に分けられます。
クリスタータ(Celosia cristata)種
- トサカ系
トサカのような花姿が特徴。個体差が多く見られ、トサカの程度は様々です。
- 久留米系
トサカ状の花が折り重なるように固まって、まるで脳みそのように入り組んだ球状の花姿が特徴。ほとんど分枝せず1つの茎に1つの花を付けます。
- プルモーサ系
「羽毛鶏頭(ウモウケイトウ)」「房鶏頭(フサゲイトウ)」の別名も。フサフサした円錐形の柔らかな花穂が特徴。羽毛の長いものから短いものまであります。
- キルドシー系
「槍鶏頭(ヤリゲイトウ)」という別名もあることから、羽毛状の花が円錐状に槍のように咲く品種。もっとも有名な品種は「八千代ケイトウ」。

プルモーサ系 羽毛鶏頭
「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2012.06.28 撮影)
単に「セロシア」と呼ばれたり、「野鶏頭(ノゲイトウ)」の名前で流通しているのはアルゲンテア種とその園芸品種です。
アルゲンテア(Celosia argentea)種
花穂は細長い円錐形で、ロウソクの炎のような形をしています。枝分かれしてたくさんの花穂をつけるものが多い。

セロシア・アルゲンテア ビューティーシリーズ
(2020.09.04 撮影)
- 最終更新:2021-06-23 14:46:22