セロシア・アルゲンテア
漢字・別名・流通名
セロシア・アルゲンテア、野鶏頭(ノゲイトウ)

ビューティーシリーズ (2020.09.04 撮影)
学名 | Celosia argentea |
英名 | Silver cockscomb |
科属名 | ヒユ科 ケイトウ属(セロシア属) |
性状 | 一年草、非耐寒性 |
原産 | アメリカ南部~熱帯アメリカ |
花言葉 | 希望の灯、おしゃれ、情愛、幼時からの友情、行動的、奇妙、気取り屋 |
セロシア属には60種程があります。
園芸種として主に栽培されるのは「鶏頭(ケイトウ)」と呼ばれるクリスタータ(Celosia cristata)と
「野鶏頭(ノゲイトウ)」と呼ばれるアルゲンテア(Celosia argentea)の2種とその変種がほとんどです。
通常は、セロシア属すべてのものを指して「セロシア」と呼びますが、野鶏頭をセロシアとして指すことがあります。
高さ15~150cm程で茎は直立します。
葉は互生し、葉身は4~8cmの披針形~卵状披針形、縁は全縁。
花期は6~11月頃。
茎頂に4~20cm程の細い円錐形の穂状花序を出し、多数分枝し沢山の花を咲かせます。
花は花序の下から咲き、咲き始めは濃いピンク色で咲き終ると銀白色になります。
種小名argenteaは「銀白色の」という意味で、花が咲き終わると銀白色になることからつけられています。
円錐形の花序と花色の変化の様子が、ロウソクの炎のように見えます。
花序は水分が少なくカサカサした触感です。
花色はピンク、濃赤紫、淡黄など。
花壇、切り花、ドライフラワーなどに利用。
「メリダ」や「ビューティーシリーズ」などが人気種です。
キャンドル状の花序をもった「コスモシリーズ」や「スパイキーシリーズ」など、草丈の低い品種も流通しています。
こちらはノゲイトウとは別種の、セロシア・スピカータ(C. spicata)とされています。
品種
アルゲンテア種とその園芸品種は、単に「セロシア」や「野鶏頭(ノゲイトウ)」の名前で流通しています。
アルゲンテア(Celosia argentea)種
- 野鶏頭(ノゲイトウ)
花穂は細長い円錐形で、ロウソクの炎のような形をしています。枝分かれしてたくさんの花穂をつけるものが多い。
一般的に「鶏頭(ケイトウ)」と呼ばれているのはクリスタータ種で、大きく4つの系統に分けられます。
クリスタータ(Celosia cristata)種
- トサカ系
トサカのような花姿が特徴。個体差が多く見られ、トサカの程度は様々です。
- 久留米系
トサカ状の花が折り重なるように固まって、まるで脳みそのように入り組んだ球状の花姿が特徴。ほとんど分枝せず1つの茎に1つの花を付けます。
- プルモーサ系
「羽毛鶏頭(ウモウケイトウ)」「房鶏頭(フサゲイトウ)」の別名も。フサフサした円錐形の柔らかな花穂が特徴。羽毛の長いものから短いものまであります。
- キルドシー系
「槍鶏頭(ヤリゲイトウ)」という別名もあることから、羽毛状の花が円錐状に槍のように咲く品種。もっとも有名な品種は「八千代ケイトウ」。
写真

ビューティーシリーズ (2020.09.04 撮影)

ビューティーシリーズ (2020.09.04 撮影)

ビューティーシリーズ (2020.09.04 撮影)

ビューティーシリーズ (2020.09.04 撮影)

(2020.09.04 撮影)

(2020.09.04 撮影)

(2020.09.04 撮影)
- 最終更新:2021-06-23 16:19:03