チヂミザサ

漢字・別名・流通名

縮笹(チヂミザサ)、毛縮笹(ケチヂミザサ)、小縮笹(コチヂミザサ)



チヂミザサ1.jpg
(2020.07.16 撮影)


学名 Oplismenus undulatifolius
英名 Wavyleaf basketgrass、Spicate armgrass
科属名 イネ科 チヂミザサ属
性状 多年草
原産 旧世界温帯~亜熱帯
花言葉 強い結びつき


北海道〜九州の林縁や林地の木陰に生育しています。
日本で広く分布していますが、変異も多い。
花軸や葉に多くの毛があるものを「毛縮笹(ケチヂミザサ)」、
毛のないものを「小縮笹(コチヂミザサ)」という。

高さは30~50cm程で、茎は枝分かれしながら地表を這って繁茂し上部は立ち上がる。
茎の節ごとに根が出て、茎を地面に固定します。

葉は先の尖った広被針形で互生。
葉の形が笹の葉に似て、上下に波打ってやや縮んだようなシワがある。
葉の基部は葉鞘となって茎を抱きます。

花期は8~10月頃。
花序の長さは10~12cm程で、各節に短い小梗のある小穂を多数つけます。
小穂は淡黄緑褐色で狭卵形で長さ4mm程。
雌しべの柱頭の羽毛状の毛が目立ちます。
小穂の先端にはイネ科特有の芒(ノギ)と呼ばれる長い針状の突起が伸びる。
果実が熟すると紫色を帯び、芒から粘液を分泌して動物の体や衣服に付着して運ばれます。
いわゆる「引っ付き虫」のひとつです。


写真

チヂミザサ2.jpg
(2020.07.16 撮影)


チヂミザサ3.jpg
(2020.07.16 撮影)


チヂミザサ4.jpg
(2020.07.16 撮影)

  • 最終更新:2020-09-15 22:41:55

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