テイカカズラ

漢字・別名・流通名

定家葛(テイカカズラ)、丁字葛(チョウジカズラ)、柾葛(マサキノカズラ)



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「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2012.05.14 撮影)


学名 Trachelospermum asiaticum
英名 Star jasmine、Climbing Bagbane
科属名 キョウチクトウ科 テイカカズラ属
性状 蔓性常緑低木
原産 日本、朝鮮半島
花言葉 栄誉、優雅、依存


花期は5~6月で、甘い芳香のある白~淡黄色やピンク色の花を咲かせます。
花弁の基部は筒状で、先端は5裂して広がる。
花弁ごとにそれぞれわずかにねじれスクリュー状になる。
夾竹桃(キョウチクトウ)に似ていますが、巻き方向が反対になります。

果実は細長い袋果で熟すと縦に裂ける。
種子には白い冠毛があり風に飛ばされる。

蔓性と言っても樹木などに蔓を巻き付ける訳ではなく
茎の途中から気根を出し、樹皮や岩などに付着し成長する。
蔓の長さは2~10m程にもなる。

茎や葉を切ると有毒の白い乳液が出る。触れるとかぶれる場合があるので注意。
また薬としても利用され 鎮痛、解熱、強壮剤、止血剤となる。

テイカとは鎌倉時代の歌人「藤原定家」のことで、カズラは蔓性植物という意味。
式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず
テイカカズラに生まれ変わって彼女の墓に絡みついたという話しにちなみます。



テイカカズラの斑入り種



写真

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「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2012.05.14 撮影)


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「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2012.05.14 撮影)


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「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2012.05.14 撮影)


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「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2012.05.14 撮影)


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「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2019.05.22 撮影)


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「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2019.05.22 撮影)


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「川口グリーンセンター(埼玉県川口市)」にて (2019.05.22 撮影)


  • 最終更新:2020-09-13 22:39:54

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