トウガン

漢字・別名・流通名

冬瓜(トウガン、トウガ)、氈瓜(カモウリ)、シブイ



トウガン1.jpg
果実 (2014.09.07 撮影)


学名 Benincasa hispida
英名 Wax gourd、Winter melon
科属名 ウリ科 トウガン属
性状 蔓性一年草
原産 インド、東南アジア
花言葉 静かなる愛、困難に勝つ、勝利


花期は5~7月頃で、葉腋に黄色い花を1個咲かせます。
雌雄同株。がく片は5個、花冠は5裂している。
トウガンの花は「咲いても百に一つ」と言われ、結実するものは少なく
一つの蔓に無数の花を咲かせますが、実になるのはほんの数個です。

果実は7~8月頃に収穫される夏が旬の野菜です。
冬まで貯蔵できる瓜ということで「冬瓜(トウガン)」と名付けられました。
実は円形や楕円形で、大きさは30~80cm程度にもなる。
果皮は堅く、初め白い毛がありますが、次第に抜け落ち、ろう質を分泌して粉白になる。

葉は互生で、掌状に浅く5~7つに裂け、葉の先は尖頭で細鋸歯縁。
細かい毛がたくさん生えています。

種は「冬瓜子(とうがし)」と呼ばれ、生薬として利用されます。
消炎、利尿、鎮咳、瀉下、排膿作用があり、肺熱が原因の咳嗽や痰、膿を取り除いたり、
腸や腎臓、膀胱等の炎症を取り除いて排膿、解熱や利尿を促す作用もあります。


写真

トウガン2.jpg
果実 (2014.09.07 撮影)



  • 最終更新:2014-09-08 03:12:32

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