ハハコグサ

漢字・別名・流通名

母子草(ハハコグサ)、御形(ゴギョウ)、鼠麹草(ソキクソウ)、鼠耳(ソジ)、仏耳草(ブツジグサ)、這子草(ホオコグサ)、餅花(モチバナ)

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(2022.05.09 撮影)


学名 Gnaphalium affine
英名 Jersey Cudweed、Cottonweed
科属名 キク科 ハハコグサ属
性状 二年草(越年草)
原産 日本
花言葉 いつも思う、温かい気持ち、無言の愛、無償の愛、切実な思い、忘れない


全国の日当たりのよい畑地、原野、道端などでごく普通に見られます。

二年草(越年草)で、秋に発芽し、冬は根出葉がロゼット状で越冬し、春になると茎を伸ばします。
高さは20~40cm程。根出葉は花の頃にはほぼなくなります。
葉は互生し、へら形から先端が丸い倒披針形になる。
葉と茎には白い綿毛が密生しています。

花期は4~6月で、茎の先端に頭状花序の黄色い花が密になって咲きます。
頭花は中心が筒状の両性花で、周辺部は雌花からなる。

花の後にできる実はそう果で、タンポポのように綿毛をつけ風を受けて飛び、種子を散布する。
綿毛の長さは約2mm程。

春の七草のひとつで「御形(ゴギョウ)」と呼ばれ、茎葉の若いものを食用にします。
若芽を餅に入れ草餅にしたものを「母子餅」と呼び、祝いに用いられていた。

開花初期に花がついた全草を採取し、水洗いして細かく裁断して天日でよく乾燥させたものを
「鼠麹草(ソキクソウ)」と呼び、生薬として用います。
漢名でもある鼠麹草は、葉に毛があり鼠の耳のような形をしている事と、
花が粒状で黄色の麹(コウジ)に似ている事から名付けられた。
鼠麹草(ソキクソウ)の煎液は鎮咳、去痰、扁桃炎、のどの腫れに効果があると言われています。


写真

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(2006.05.15 撮影)


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(2006.05.15 撮影)


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(2010.07.16 撮影)


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(2010.07.16 撮影)


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(2010.07.16 撮影)


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(2012.05.10 撮影)


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(2012.05.10 撮影)


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(2012.05.10 撮影)


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(2012.05.10 撮影)


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(2022.05.09 撮影)


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(2022.05.09 撮影)


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(2022.05.09 撮影)

  • 最終更新:2022-05-12 13:45:47

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