バーベナ・リギダ
漢字・別名・流通名
バーベナ・リギダ、宿根バーベナ(シュッコンバーベナ)

「川口グリーンセンター」にて (2012.10.25 撮影)
学名 | Verbena rigida K.Spreng. |
英名 | Verbena、Sandpaper verbena |
科属名 | クマツヅラ科 クマツヅラ属 |
性状 | 耐寒性多年草 |
原産 | 南アメリカ |
花言葉 | 家族の幸福、勤勉家 |
一年草のバーベナと区別するために、園芸上では「宿根バーベナ」と呼ばれています。
塊茎があり、寒冷地でも越冬します。
花期は4~10月で、よく分岐する枝に淡紫や白色の小花を多数咲かせます。
草丈は30~60cm程。
葉はやや堅く、長披針形で鋸歯があります。
種類
アメリカ大陸を中心としてヨーロッパ、アジアなどに約250種が分布します。
「一年草扱いタイプ」と「宿根草タイプ」の2つに分けられます。
一年草タイプ
本来、毎年花を咲かせる多年草ですが、耐寒性が弱く冬に枯れることが多いので、一年草として扱われるタイプです。春か秋にタネをまいて育てるのが一般的です。
- ヒブリダ [V. ×hybrid]
南アメリカ原産の野生種がいくつか掛け合わさってできた園芸種。茎葉這うように伸びますが、先端は立ち上がります。
宿根草タイプ
耐寒性・耐暑性があり、性質も丈夫で毎年花を咲かせるタイプです。以下のような種があります。
- テネラ [V. tenera]
ブラジル南部原産の強健種で葉が細かく切れ込みます。這うように伸び、茎の節々が地面に付くとそこからも根を出して広がっていきます。満開時は花のカーペットのようになります。
- リギダ [V. rigida]
宿根バーベナとも呼ばれます。草丈は30cm-40cmで花は白、紫などがあります。
- ボナリエンシス [V. bonariensis]
高性種、ヤナギハナガサ、サンジャク(三尺)バーベナとも呼ばれます。草丈が1m以上になる大型種です。茎を長く伸ばしてうえのほうで三又になり、その先端に小花をまとまって咲かせます。主な開花期は夏~秋、色は濃~淡紫、青など。非常に強健で、路傍で野生化しているものもよく見ます。
- ハスタータ [V. hastata]
北アメリカ原産の高性種。花色は紅紫、白などで花はかたまって咲かず、穂状になります。
その他
- 花手毬 [V. 'Hanatemari']
テネラとヒブリダを掛け合わせた品種で茎は這うように伸びます。。花が大きくて色が豊富です。
- タピアン [V. 'Tapian']
園芸品種。深く切れ込んだ葉は宿根草タイプのテネラに似ています。
写真

「川口グリーンセンター」にて (2012.10.25 撮影)

「川口グリーンセンター」にて (2012.10.25 撮影)

「川口グリーンセンター」にて (2012.10.25 撮影)

「川口グリーンセンター」にて (2012.10.25 撮影)

「ハーブ庭園 旅日記(山梨県甲州市)」にて (2014.10.30 撮影)

「ハーブ庭園 旅日記(山梨県甲州市)」にて (2014.10.30 撮影)

「ハーブ庭園 旅日記(山梨県甲州市)」にて (2014.10.30 撮影)

「ハーブ庭園 旅日記(山梨県甲州市)」にて (2014.10.30 撮影)

(2015.04.27 撮影)

(2015.04.27 撮影)
- 最終更新:2015-04-28 02:13:20