ヒペリカム・アンドロサエマム

漢字・別名・流通名

ヒペリカム・アンドロサエマム、小坊主弟切(コボウズオトギリ)

ヒペリカム・アンドロサエマム1.jpg
ジュエリー (2020.09.04 撮影)


学名 Hypericum androsaemum
英名 Tutsan
科属名 オトギリソウ科 オトギリソウ(ヒペリカム)属
性状 半落葉小低木
原産 中央アジア~地中海沿岸
花言葉 悲しみは長く続かない、煌き、親密、復讐


ヒペリカムとは、オトギリソウ科オトギリソウ(ヒペリカム)属に分類される植物の総称です。

ヒペリカムの仲間は300種以上が知られ、代表的なものにオトギリソウキンシバイビョウヤナギなどがありますが
通常、園芸店で「ヒペリカム」の名称で流通しているものは、半落葉で主に実を楽しむヒペリカム・アンドロサエマム、
ヒペリカム・カリシナムとその交雑種のヒペリカム・モゼリアヌムのことを指します。

このページでは「ヒペリカム・アンドロサエマム」を掲載します。



高さは15~60cm程。
株は自然に分枝して株立ち状になります。
葉は長楕円で柄はなく対生。

花期は6~8月で、枝先に1.5~3cm程の黄色い5弁の小花を咲かせます。
多数ある長い雄しべが目立ちます。

花後、実は萼をつけたまま赤やピンク、クリーム色などに色付き、熟すと黒色に変化します。
実の大きさや形、着果数等は品種によって異なりバリエーションが豊富です。
用途は果実が主体でアレンジメントや切花、花束などに用いられます。
実の色の鮮やかな改良品種が人気です。


主なシリーズ

  • ジュエリーシリーズ
オランダで新しく育種された矮性品種。

  • フレアシリーズ
ケニア産。
    • アイボリーフレア
    • アマゾンフレア
    • エクセレントフレア
    • エメラルドフレア
    • エンビーフレア
    • オレンジフレア
    • キャンディフレア
    • キングフレア
    • クイーンフレア
    • スカーレットフレア
    • デュアルフレア
    • ハニーフレア
    • ピンキーフレア
    • ファイヤーフレア
    • ファントムフレア
    • フォレストフレア
    • ミスティックフレア

  • マジカルシリーズ
病気に強く、鉢花用に品種改良された矮性品種。
    • マジカルイノセンス
    • マジカルオレンジ
    • マジカルキス
    • マジカルゴールド
    • マジカルチェリー
    • マジカルトライアンフ
    • マジカルドリーム
    • マジカルトリンプ
    • マジカルパッション
    • マジカルパンプキン
    • マジカルビクトリー
    • マジカルビューティ
    • マジカルピンク
    • マジカルブラック
    • マジカルモカ
    • マジカルレッド
    • マジカルロイヤルプリンス

  • ハピネスシリーズ

  • 大実ハピネスシリーズ
成長すると1m前後の高さになり、地植えにするとさらに実が大きくなる。

  • ココシリーズ
エチオピア産で実が大きい品種。
    • ココアヴァンティ
    • ココウノ
    • ココカリプソ
    • ココグランド
    • ココタンゴ
    • ココチェリー
    • ココディアブロ
    • ココヨーコ
    • ココランガノ
    • ココリオ

  • ロマンスシリーズ
エクアドル産。
    • クールロマンス
    • シャイニーロマンス
    • セルバロマンス
    • トゥルーロマンス
    • ハッピーロマンス
    • ブラッシングロマンス
    • メローロマンス
    • ワイルドロマンス

  • ミラクルシリーズ

  • ハイパールシリーズ


写真

ヒペリカム・アンドロサエマム2.jpg
ジュエリー (2020.09.04 撮影)


ヒペリカム・アンドロサエマム3.jpg
ジュエリー (2020.09.04 撮影)


ヒペリカム・アンドロサエマム4.jpg
ジュエリー (2020.09.04 撮影)

  • 最終更新:2021-10-17 10:43:30

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