マムシグサ
漢字・別名・流通名
蝮草(マムシグサ)
「井頭公園(栃木県真岡市)」にて (2013.05.09 撮影)
学名 | Arisaema serratum |
英名 | Jack in the pulpit |
科属名 | サトイモ科 テンナンショウ属 |
性状 | 多年草 |
原産 | 日本、中国、朝鮮半島 |
花言葉 | 壮大な美 |
関東以西の本州、九州に分布する。
山地や原野の湿った林床に生えます。
花期は4~6月頃で、花茎を直立させ苞の中に肉穂花序を立てます。
仏炎包は紫褐色や緑色があり、縦に白條が入ります。
色の違いで紫色のものは紫蝮草(ムラサキマムシグサ)、
緑色のものは青蝮草(アオマムシグサ)、関東蝮草(カントウマムシグサ)と呼ばれます。
雌雄異株です。
高さは50~70cm程。球茎は平たい円形で地下にあります。
葉柄下部の2つの葉鞘部分が重なり2枚の葉と仏炎苞を形成する。
偽茎は、多肉質で紫褐色のまだら模様があります。
それがマムシの模様に似ているのでマムシグサと名付けられました。
葉には光沢があり、2枚鳥足状の複葉、小葉は7~15枚に分かれほぼ長楕円形で両端が尖る。
果実は10月頃に艶のあるトウモロコシ状の実を付け、橙色から赤色に熟します。
球根や葉にはシュウ酸カルシウムの針状結晶が含まれ有毒。
写真
「井頭公園(栃木県真岡市)」にて (2013.05.09 撮影)
「井頭公園(栃木県真岡市)」にて (2013.05.09 撮影)
「井頭公園(栃木県真岡市)」にて (2013.05.09 撮影)
「那須スポーツパーク(栃木県大田原市)」にて (2013.05.22 撮影)
- 最終更新:2013-08-25 14:46:59